■バスはなかなか来なかった



ちなみにバス停の横には、前回来た時は無かった自転車貸し出しがあり。
2011年のロンドンで初めて見た後、一気に世界中で見るようになった印象があるこのサービス、
一度は海外でも使ってみたいと思ってるのですが、
今回は利用案内すら見つけられず、再び利用を断念…。



で、前回はすぐバスが来たので今回もそうだろう、と勝手に思ってたのですが、
なかなか10番がやって来ない。
しかも幾つもの系統のバスが次々にバス停に来ると、えらく向こうの方で停車してしまい、
あれは何番路線のバスなのだ、とあわてて見に行くハメに。
CTAの時刻表は始発、終発のあたりが載ってるだけで、日中、どの程度の間隔で運行してるのか、
全く説明がなかったんですが、どうも20分に1本とかのペースらしいです。



15分以上待って、ようやくバス到着。
正面には相変わらず、自転車利用者用のキャリアが付いてますね。
この段階で時刻は11時半。
着陸から2時間近く経ってますが、ここまでくれば後は15分もあれば着くので、
どうやら12時までには博物館に入れそうだと思う。



車内は普通のバスですね。
ただし注目は窓の上の方に掛けられてるワイア。
ええ、まさか、と思ったんですが、やはりこれが降車の合図用のもので、
このワイアのヒモを引いて、次で降ります、と知らせるのです。

ここは返還前の20世紀の香港かよ、今どきヒモ?と思うも、
そういやDCからウドヴァーハジーに行くバスにもヒモがあったな、と思い出す。
アメリカって妙な所で古臭い、というか、むしろアジアのタイや台湾の方が
先端を行ってたりするのが21世紀なのか。



もう中心部の南の外れ、といっていい地区なんですが、まだ高層ビルが見える。
こんなアメリカは他では見た事ないなあ、と改めて思う。
まあ、私はニューヨークに行った事ないので、あっちはもっと凄いのかもしれませんが。


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