■シカゴの入管は微妙だった



お味噌汁。
いつもの癖で、最初は要らない、と言ってしまったのですが、あ、しまった、今回窓際じゃないから飲めるじゃん、
と思ったところに添乗員の人が、ホントによろしいですか、
と再度尋ねてくれたので、やっぱり下さいとお願いする。
…愛してるぜ、JAL。



そしてデザートはハーゲンダッツなんだぜ。
私、バニラはあまり好きじゃないんで、周りに子供がいたらこっそりあげちゃうんですが、
今回は両脇ともオッサン(私を入れてオッサン三連星状態)だったので自分で食べる。

……正直、これは、おいしいのかどうか、全くわからないです(笑)。
ゴティバのチョコも知らずに食べて、腐ってるのかと思ったくらいなので、
私にとって高級菓子は知らぬ、通じぬ、ですな。



こちらは軽食で出たパイのような菓子パン。これは普通においしかったです。
カップの中はコーヒー。

この後、シカゴ到着が現地の夏時間で朝の9時30分ごろ、以後、丸一日活動予定ですから、
この7月5日を私は40時間近く生きることになる以上、機内でなるべく寝た方がいいのは事実。
が、飛行機ではほとんど寝れない私は今回も睡眠に失敗。
この段階では開き直ってガバガバコーヒー飲んでました。
ちなみに12時間の飛行中、トイレに行ったのは3回と思ったほどでは無し。
機内は乾燥してるので、知らずに水分を失ったりしてるんでしょうか。



こちらは最後の朝食。
前回のボストン行きでは吉野家の牛丼でしたが、今回はモスバーガーのライスバーガーでした。
個人的にはモスバーガーは待たせるし、値段高いし、
来てる客は私ってちょっと特別だからって顔してる連中ばかりで苦手なんですが、
(このあたりは2000年代までのアップルのコンピュータユーザーによく似てる)
待たずに出て来る機内食でなら悪くなかったです(笑)。

ちなみに左はJAL専用ポテコ。
これはバッグに入れて持ち出して、翌日のオヘア空港の悲劇の最中にいただく事になります。



その後、無事着陸、最後まで一瞬たりとも外を見れないまま(涙)、
成田から11時間30分前後でオヘア空港に到着しました。
現地時間で9時25分ごろとなります。
なんとか昼前には最初の目的地、シカゴの産業科学博物館に行きたいところ。

で、ギリギリ写真撮っても怒られない、この先左側が入国管理と税関なのですが、
なんかズラリと航空券の自動発券機みたいな機械が並んでる。
なんだこれ、と思ったら、あんたはアレ使って、と空いてる機械を指さされる。
あれま入管作業が自動化したの、あの世界最低、最悪のアメリカの入管が、これでようやく中国並みに!
と思って早速やってみる。
日本語表示もキチンとあり、出発地、搭乗便、目的地、滞在期間、持ち込み禁止物の有無などを
タッチパネルで答えて、指紋を登録したら、
後はパスポートのICチップ入り写真付きIDページを機械に接触させるだけ。
おお、いい感じじゃん。

が、全部終わって出て来たプリントアウトを見たら、でっかいバッテンが入ってる。
ええーここに来て、入国拒否ですか!とビックリしたが、
おそらく日系の人と思われる流ちょうな日本語を話す係員がやって来て、
「ああ、大丈夫、そのまま入管に進んでください」
と言われる。
「いんですか、これ?」
「大丈夫です」
「…この後、また普通に入管があるんですか?」
「アメリカですからね」
…なるほど、と思って言われれるままに進むと、ホントだ、いつも通りの
ブースに審査官が不機嫌そうに座ってる入国管理ゲートがありました。

……あの機械、何の意味が……まあ、アメリカだからなあ…。

結局、いつも通りの質疑応答があって、再度、指紋を取られて写真も撮られ、
ようやく入国審査終了となったのでした。
…何の意味があったんだ、あの機械での指紋採取。

が、とりあえずシカゴの入管は私が見てきた中では最速で、
(他だとロサンジェルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ボストン)
あの機械の余計な登録を含めても30分前後で外に、すなわちアメリカ国内に出れました。
ついでに、今回は全く変な因縁をつけられずにスムーズに通過に成功。
アメリカの入管でケチを付けられなかったの、何時以来だろう…少なくともちょっと思い出せないぞ…

………でもってあれ、私、税関のチェック通った記憶がないんですけど。
今、手元の旅行中に受け取ったレシート類の束を見てみたら、
アメリカの税関の申告書があるんですけど…

まあ、いいか(笑)。


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