■航空自衛隊の警告文に付いて


というわけで、今回は航空自衛隊広報館における危機管理の感覚のお話だ。

「はあ、さいで」

自衛隊という組織の特性なのか、どうもここの注意書きは、
あなた様を不幸が襲うのは決定事項です、
といった感じの妙な警告が多いんだ。

「どういうこと?」

普通だったら、仮定的な表現、〜することがあるのでご注意ください、
といった内容が、全て断言口調になってるんだよ。

「はあ、さいで」

まあ、ここら辺りは現物を見てもらった方が話は早いな。



例えば、こんな感じ。

「微妙にシュールな絵の人が何か言ってる?」

とじこめられたよ、と自己申告してるね。
で、下の警告文が停止することがあります、とかではなくて、
とまってしまいます、と断言してるんだ。

「まあ、でも実際止まってしまう事もあるんだろうから、
これでいいんじゃないの」



でも、あらゆる警告がそんな感じなのだよ。
例えばこれ。ケガをする事があるのでご注意ください、とかではなく、
挟まれただけで、怪我をすることが確定なんだ。

「自衛隊用の強力なエレベーターのドアなのだとか」

どうかなあ、それ。



こちらは先に紹介したT-4用エンジンの横の警告。
ふれただけでケガをするエンジンてのもスゴイな、という感じだ。
ファンにはカバーが付いて無かったので、確かに危険ではあるのだが…。

「ふれると!! という表記も何か斬新だね」

そこら辺りも航空自衛隊文化なのかなあ。
といった感じで、今回はここまでだ。

「微妙にオチが弱いね」

…まあね。


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