■浜松とゆるキャラに関する一考察
というわけで、今回のオマケはこれだよ、ペロ君。
「…はい?」
2015年、ゆるキャラグランプリを受賞したらしいご当地キャラ、家康君だ。
「はあ、さいで。で、右のオブジェは?」
その家康君を植木などで再現した、モザイクカルチャーなんだそうだ。
「モザイクカルチャーって何?」
よくわからん。というか、とりあえずこれじゃ形状の判別が困難なので、
左の看板をちょっとアップで見てみよう。
「まあ、普通じゃん」
いや、よく見てごらん。ハカマとか。
「……んんん?これって鍵盤?」
うむ、楽器の街だからね。
「…無理がない?」
そんなこと言ったらチョンマゲなんてもっとすごいぞ。
「え?なんだこれ。魚雷のプロペラ?」
なんだそのマニアックな推測は。
これの正解は上の植木フィギアを後ろから見ると一発だよ。
「…ナマズ?」
いや、ウナギだ。浜松なんだから。
「チョンマゲがウナギ?」
スゴイよね。さすがに植木で再現は諦めたんだろうな、これ。
「なんでウナギ?」
恐らくこっちが本体で、すでに家康君は体ごと乗っ取られた後なんだろうな。
それ以外にチョンマゲをウナギにする合理的な解釈は思いつかん。
「シュールだね」
まあな。でも浜松市は推しまくっていたぞ、彼の事。
こんな感じにね。
「タクシーにまでチョンマゲ ウナギ」
まあ、それ以外にも肩書が“出世大名”なんだが、
仮にも天下人まで行っちゃった人を出世大名と呼ぶのはどうだろう。
総理大臣を出世国会議員と呼ぶような違和感を感じるんだけど。
「この辺りは個人によるだろ」
まあね。
ちなみに、浜松のゆるキャラはいろいろあってこのような方も居た。
「字が反射して見えづらいけど、うなぎいも?」
正解。
浜松周辺では、名物のウナギの頭や骨などを肥料として、サツマイモを
育ててるそうで、よってウナギと芋で、うなぎいも。
「まあ、判らなくはないが…」
ちなみにサツマイモのブランドとして展開してるのかと思ったら、
お菓子なんかにもなってたから、意外におしゃれな展開を狙ってるのかも知れない。
「でもこれって…」
まあ、赤塚不二夫のキャラ、ウナギイヌの亜流ではあるなあ。
そもそも、浜松市は上で見た家康君のデビュー前は、ウナギイヌを
公式キャラクターとして使ってたんだよ。
「そうなの?」
どうもあれは浜名湖出身、という設定があったらしいんだ。
で、その契約終了後、2015年から登場してるキャラで、
いいのかこれ、という気もするが…
「そうなの?」
まあ、これはこれでありなのかなあ。
といった感じで今回はここまでだ。
「微妙に歯切れが悪いね」
まあね。
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