■次は門だ



眺めはいいです。
浜松駅方面を見る。奥に見えてる茶色い高層ビルの下が駅の辺り。
手前右に見えてる大きな建物は市役所、左下のが再建された天守門。



北方向を見る。
茶色い高層ビルが、この天守閣を運営してるホテル コンコルド浜松さん。
………なんで浜松でコンコルド?あれは一般名詞ではないはずですが…
ああ見えて、実は音速で飛べるのか、あるいは料金がベラボ―に高いってことなのか。

ちなみにこの天守台の高さが海抜40m前後との事なので、その上に建ってる天守閣が20m前後とすると、
地平線はだいたい30q先、という計算になります。
となると、10q前後先の三方が原はその高層ホテルの左横の地平線より少し下の辺りに見えてる事に。
まあ、ホントに城から目と鼻の先で戦ったんだなあ、と思ったり。
当時もこの下の高台があったなら、天気次第では、進軍する武田軍の土煙とか見えたんじゃないでしょうか。
(ただし先にも書いたが、当時の城はそのホテルの右隣の辺りにあったらしいが)



でもって、展望台から降りてきたら、地下室もある事に気が付く。
なんでも井戸があるそうな。



いや、これどう見てもちょっと高級な温泉宿では(笑)?
私は戦国末期から江戸期の天守閣地下の井戸については全く知識がありませんが、
どうかなあ、これはと思うんですけど…。ニス塗ってる感じだしなあ。

ただし天守閣の地下に井戸があるのは珍しくなく、
浜松城でも鉄筋コンクリート天守閣を建てる前の発掘によって
その存在は確認済みなのだとか。
まあ、実際にあった、というのは間違いないのでしょうが…。



といった感じで復元天守閣の見学は終了。
次は下に見えてる天守門、行って見ましょうか。


NEXT