■台湾の女子力について
「なにこのタイトル?」
いや、なぜか知らんが、この国軍文物館、女性のお客さんが妙に多かった、
というか私が見学してる間のお客さんは半分以上が女性だったんだ。
しかも子連れのお母さんとかではない女性の皆さんだ。
「軍事博物館で?」
ほら、証拠写真。
「あれまホントだ。なんで?」
さっぱりわからん。
少なくとも二十近いこの手の博物館をアジアと欧米で見て来たが、
こんな場所は初めてだった。ちょっと衝撃的だったよ。
「ある意味、すごいな」
ちなみにタイの空軍博物館ではチビッ子が何人か居て、そこでは私はモテモテだった。
となると、ここでは私はギャルにモテモテ、…という事にはならなかった。
なぜですか、神様。どういう事ですが、神様。
「いや、それ神様の責任範疇違うから。君の心と顔の問題だから」
いやん、自己責任?
「それだ」
でもって、こんな感じの砲撃体験コーナーではギャルが行列状態。
「マジっすか」
そもそもここ、敵の砲撃を受けたらこっちから撃ち返す、というシミュレーターというか
微妙な遊具というか、そういうシュールな展示なんだが、
少なくとも日本から来たいい歳したオッサンが、
全く体験できないくらい、ギャルに大人気だった。
「すげえな、台湾」
すごいんだよ、台湾。
ちなみに次回見ることになる銃器展示コーナーの横には、
光線銃による射的コーナーがあったんだが、
こちらではギャルと呼ぶにはちょっとキツイ年齢な女性二人が熱心に遊んでいて、
これまたオッサンはなかなか近づけなかった。
「…台湾、大丈夫なの?」
台湾、心配になるよねえ。
そんな不安を抱えながらも、今回はここまでだ。
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