■それは台風直撃の二日後で
向こう側を見ると、田舎の川岸にしか見えん、という感じ。
でもって、よく見ると再現された砲台と模造の大砲が左側に見えてます。
が、こんな低い位置に砲台と大砲を置いたら艦上からの艦砲射撃で
速攻で無力化されてしまうと思うんですが。
ホントにここにあったのかなあ。
当時の適当極まりない清朝政府とは言え、そこまでムチャクチャかなあ。
この後ろにもう一段、城壁があって、その上に置いてたんじゃないかなあ。
ついでに下に見えてる看板には釣りと投網禁止と書かれてました。
タイとかだと普通に街中の川で投網してる人がいましたが、そういや台湾では見なかったですね。
あと上海や深圳のように川や池や公園で洗濯してる人(笑)も見なかったので、
台湾の文化度は比較的高いのかも。少なくとも韓国とは同レベルですね。
などと考えながら、とりあえず前進。
このあたり、現在は完全に陸地なのでお濠も違和感ないですが、
かつては海の中、なので、やはりお濠は要らない蛇足設備、
あるいは後世にとってつけたモノのような気がするけどなあ…。
とりあえず、あの遊覧ボートがある辺りが入り口ですかね。
途中、まだ片づけられてない倒木や大きな枝が散乱してる。
台湾の台風は凄いな、と思ったんですが、後に今回の台風は
風速に関しては観測史上最大だったと現地のテレビで知る。
お、何やら整備された入り口っぽい場所に出ましたよ。
ついでに屋根の上のマークで、こんな場所にもフリーWiFi があるんだと驚く。
が、中に入っても事務所に人が見当たらない。
すみません、と声をかけてたらおばさんが出て来たのですが、
英語で、Don`t
enter とのみ繰り返す。え?なんで?入れないの?開いてるじゃん、
と思ってると、タイフーン、タイフーン、という。
どうも台風の被害で、公開中止になってしまってるみたい。
ええええええ、マジですか、…とはもはや思わんよ(涙)。
フフフ、もう慣れたよ、この展開。
2400qの彼方から、空を飛んでやってきた挙句がこの結果。
覚えておくがいいよ、運命の神様。
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