■窓際ににじり寄れ



ちなみに少なくとも自販機で指定席の切符を買う場合、席の指定ができませぬ。
なので今回は乗り物で窓際以外に乗ると命が危険、というこの私が、
よりによってこの私が、3列シートの最も通路側に座らせられる、という屈辱に。

しかも窓際の席のおばさんは、ずっと寝たまま。
寝てるなら席変わってくれませんか、と思うも中国語はできないし、
寝てる人起こすわけにもいかんのでどうしようもなし。
トホホホ…


ちなみにこの高鉄、台湾の近代化がほぼ済んでから建設されたため、
街中の土地を買収できなかったようで、基本的に山の中、田んぼの中をひたすら走ります。
まあ、この辺りは日本の新幹線でも一緒ですけどね。



ちなみに車両から通路に出るドアは横にあるこのボタンを押さないと開きません。
最初知らないで焦ってたら、一番前の席に座ってる人が押してくれました。
感謝。



通路には自販機もあり。
中国語でスプライトって雪碧って書くのね。
ついでに二段目、三段目の一番奥は缶コーヒー。
台湾も東アジアらしく、缶コーヒーがありました。

缶コーヒーは欧米では見たことないので、
おそらく日本発祥の文化だと思います。



でもって台南と台北の中間の大都市、台中で窓際のおばさまが下車してしまう。
これは!神様からのここに座れという宇宙メッセージ!
だったら最初から頼みますよ、神様。今回の旅行に関して全然仕事してないでしょう、神様。
やる気あるんですか神様。

ちなみにこの車両に乗ってた人の半数近くが台中で降りてしまい、
あれ、そういうものなの?と驚く。
どうも台中から南は需要がやや薄いんでしょうか。
実際、帰りの列車では自由席で余裕で座れましたし…。


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