■台湾新幹線デビュー戦
切符はこんな感じで、日本と同じ使い捨てタイプ。
台南までは切符に書いてあるように2時間ちょうどの所要時間となります。
250q先の街まで新幹線で2時間、はなんか遅い気がしますが、
これは高鉄の列車は全て各駅停車、すなわち全列車こだま号状態だから。
台南までに実に9つもの駅があるのでした。
これ、なんとかならなかったのかなあ、と個人的には思いますが…。
こんなのなら、わざわざ新幹線なんかでなくても、
アメリカのアムトラックやイギリスのヴァージンとかの高速列車で十分な気が。
ただし250km近く先の台南まででも、指定席で1350元(約4500円)であり、
台湾の物価を考えてもかなり安いでしょう。
ちなみに東アジアのどの国でも、さらにイギリスでもアメリカでも、
時間帯を選べば、200qを超える距離でも日本の新幹線の半額くらいで移動できます。
やはり新幹線の料金はボッタくりが過ぎる気がしますねえ…。
ついでに指定席の料金も安く、台南までだと45元、たったの約150円です。
こちらが高鉄の入り口。
普通に自動改札に切符を通せば、あっさり通過できます。
ちょっと写真がブレてますが、これが待合室…というか、ホーム間の連絡通路にイスがある空間(笑)。
ええー待合室とか、売店とかないんですか?と思ったんですが、
そんなものはどこにも見当たらず。
実はこの日、まだ朝食を食べておらず、駅でなんか買おうと思ってたので、これはショック。
今回の旅行もまた食事で悩むのか、と泣きたくなる…
しばらくここで時間を潰すも、さすがに退屈なので、ホームに上がってみますか。
ホームはこんな感じ。
ちなみに安全ドアはありで、その柵の上にカメラを置いて撮影してます。
地下の新幹線駅なんて世界中で上野だけだろう、と思ってたのですが、
台湾の高鉄は台北どころか数駅に渡って地下鉄となってます。
おそらく世界最速の地下鉄でしょう(笑)。
よほど土地が無かったんでしょうか。あるいは韓国と同じく軍事的な理由?
ついでに、このレール、枕木がないんですが、これでも大丈夫なんでしょうかね。
なんだか路面電車の線路みたい、と思ってしまう。
間もなく列車がやって来ました。
先にも書きましたが、台北は始発駅ではないので、
時間ぎりぎりにならないと入線しません。
数分間は停車してくれるみたいですけどね。
これで私が乗った新幹線は、東海、山陽、北陸(長野)、東北、山形、
そして中国の上海周辺、台湾となりました。
残りは九州、秋田、北海道、新潟、そして北京から上海まで出てる、
夜行寝台新幹線(笑)といった辺りですかね。
夜行新幹線は上海の駅で一度だけ見ましたが、意外に豪華そうで、
命の危険が無ければ(笑)一度くらいは乗ってみたいと思ってます。
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