■想定外の下車



途中で川を渡る。
この奥にチャオプラヤー川が流れており、そこに合流するのでしょう。
地図によると、これで行程の半分以上は突破したはず。

橋の欄干に鉄製の枠に入れた花が飾られてますが、
こんなの他では見かけなかったので、近所の人が飾ってるんでしょうか。



が、その橋の上でバスが停車すると、
乗客が全員、降りてしまい、アレレ、と思いながらも座っていたら、
車掌さんに何かを言われたので、どうもここが終点らしい。
ええ?まだ目的までそれなりの距離があるはずですが…。

まあ、どうしようもないですから、ここで下車します。



ありゃりゃ、ここはどこなのだ?
先の川と乗ってた時間からすると、
まだまだ船着場のはるか手前のはずですが…。

とりあえず、タクシーは結構走ってるようなので、
予定より早いですが、ここから乗ってしまいますか。

この時はグーグルマップの路線表記ミスを疑ったんですが、
後で見るように、冷房つきの20番路線のバスは船着場に居たので、
どうも8バーツで乗れる冷房無しのバスはここまで、
もっと運賃の高い冷房つきのバスだけが私が予定していた終点まで行くみたい。

まあ、少なくともバンコク市外には出てますから、
ここからタクシーでもいいか、とあきらめる。

その前に、現地に売店があるかわからないので
飲み物をどっかで買いましょう。
30度を超える中を動き回る以上、脱水症状は怖いですし。



で、こんなとこにもお后様の写真がありにけり。
あれに事故で突っ込んだりしたら、
不敬罪とかになるんやろか。



その先で、タイの街中でたまに見かける道端に置かれたご飯を見かける。
最初はこんなとこに食べかけの食事を捨てて行ったのかと驚きましたが、
どうもこれ一種のお供え、日本で言ったら盛り塩のようなものみたい。

大抵は祠の周辺にあるんですが、たまにこういった会社などの
門前にも置かれています。
これも仏教とは言いがたいもので、道教やヒンズー教に近い風習でしょう。


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