■空軍と記念写真

さて、今回は第二回タイにおける記念撮影の問題を考える、だ。

「はあ、さいで」

さっそく行って見ようか。



「ん?この手の記念撮影板は散々見てきたけど、なんか違和感が…」

うむ、さっそく気が付くとは
もはや記念撮影板免許皆伝を与えても、いいころかもしれぬのう。

「いや、要りません」

そう、ペロ君の直感は正しいんだ。
これ、写真なんだよ。
通常、こういった記念撮影板はイラストなのに。

「ああ、なるほど」

実は戦争記念館のパネルもそうだったんだけど、
あっちはやや非現実的な服装だったし、対象年齢も高かったので、
それほど違和感がなかったんだ。
が、こちらは比較的よくある服装の上に、子供向けなので、
大人の体格の写真から子供が顔を出す、というなんとも
妙な状態になるんだ。

後で、小学生の集団に出会ったんだが、
連中もここから顔を出しては大笑いしていたから、
タイの皆さんの感覚からしても妙なんだろうな。



だが、空軍博物館側としてはまだ不満だったようで、
さらにこんな撮影板まで用意されていたよ。

「ムダにサービスがいいなあ…」



さらにはこんなのも。

「ようやくイラストだ」

ただし左のは顔を出すところが無いし、
どうやって記念撮影に使うのかイマイチわからんが。

「肩を組む?」

それも厳しいような気がするけどなあ…。
まあ、とりあえず今回はここまでだ。


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