■空軍の表現力
その先にはタイ空軍の活躍を主題にした彫像などもありにけり。
これは人命救助で子供を救い出す隊員、といったところでしょうか。
こちらはコクピットに座るパイロット。
後ろの機体はF-86Fと、タイ空軍が新たに導入する事になった
ヨーロッパ製新型戦闘機でしょうかね。
実はこの段階でこの新型機の導入を知らなかったので、
なんでこれが?と思っていたのですが、
この後、空軍博物館で、驚愕の対面を果たすことになります。
ここにも居たセイバードッグのF-86L。
20機前後しか運用してないはずなのに、あちこちで見かけるので、
スクラップにされずに、ほとんどが保存されてるのでしょうか、この機体。
余談ですが、先に見た機体もこの機体も、
好き勝手に塗装されがちなタイの保存機にしては珍しく(笑)、
オリジナルの塗装がキチンと再現されてます。
機首のトラの絵と垂直尾翼の青帯も正しいですし、
機体の番号も実在のものです。
…ひょっとして、オリジナルのままで、塗装し直してないのか?
といった感じで見学を終了、入口の衛兵さんにお礼を言って引き上げます。
これは予想外の拾い物で、タイってやはり兵器遺産については
妙に魅力がある国だなあ、と思う。
ちなみに反対側の出口から出たら、こんな看板がありました。
なるほど、普通に一般公開されてるのね。
ただし軍の士官学校内の施設なので、
日曜とかは休みの可能性があります。
行かれる場合、その点は要注意で。
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