■何しろ道路が渡れない



道路の向こう側、直ぐそこに目的地は見えてるのに打つ手なし。
ここは10車線でバンバン車が走ってます、という世界ですから、
強行突破での横断は自殺行為以外の何者でもないですし。



仕方ないのでしばらく歩いていると、あ、向こうに見えてるのは歩道橋ですな。
とにかくあれを渡るしかないか。
まだ結構先まで歩かないとですが…。



その横の空軍の敷地で野ざらしになってるのは、
異常な垂直尾翼前のフィンからして、恐らくC-123でしょう。
これ、12年前からここにホッタラカシですよ(笑)。



でもって、その先にあるのがこれ。
右にあるF-16はハリボテです。

12年前に初めてこの空軍銀座に来たときはタクシーの運転手さんも
空軍博物館なんて知らん、と言うし
私も全く場所がわからなかったので、上のC-123と、このF-16のハリボテから、
ここではないか、と車を降りてしまったのでした。

が、これは空軍が運営するサッカースタジアムなのです。
ええ、タイ空軍、サッカースタジアムの運営もやってます(笑)。
12年前はなんだそりゃ、と思いましたが、
今でもやっぱりなんだそりゃ、ですね…。

そもそもタイにはエアフォース FCという
空軍のプロサッカーチームまであるそうで、
ここまで来ると、いかにタイが軍の影響下に置かれた国家なのかを
改めて考えさせられます…。



こちらはスタジアムの試合予定などの看板ですが、
右の写真がどうもそのタイ空軍のサッカーチームらしいです。
鷹の顔がエンブレムなんですかね。


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