■それが2014年のタイの観光バス
さて、今回は前回の続き、タイの観光バスの究極進化型についてだ。
「さいですか」
で、とりあえず2014年夕撃旅団バス大賞候補から見て行こうか。
「なんだそりゃ」
よく見るとフロントガラスの上に
WELCOMEの文字が見えたりするオチャメなバスだが、
問題は例によって車体横の絵柄だ。
「なんかゴチャゴチャしていてよくわからないんですが…」
まあね。
もう少し近くで見てみようか。
「なんかの幾何学模様?」
いや、違うよ。
もう少しアップにすると正解はわかるかな。
「…ガンダム?」
だろうなあ。
なんか微妙に違うような気がするが、最近のガンダムは羽が生えたり、
毛が3本生えたりしてるらしいから、私が知らないだけで、
こんなガンダムもあるのかもしれん。
ちなみに、あえて電話番号を残しておくので、
興味がある人は現地で移動手段としてチャーターしても楽しいかも。
もちろん、交渉にタイ語は必須だろうけども。
「ここまで来るとなんでもありだな、ホントに」
でも、これで終わらないんだよ。
「マジっすか…」
こんな感じに。
「ド…ドクタースランプですか…」
35年も前の漫画だが、タイでも売れたのかなあ。
ドラえもんが大ヒットしたのは知ってたが、
ドクタースランプまで進出してたとは思わんかった。
ましてやバスのイラストになってるとはお釈迦様でもご存知あるまいだよ。
「だよなあ…」
ついでに乗客の皆さんにも注目だ。
同じ服を着たオバサマばかりだったから、
これ、どっかの会社の送迎バスじゃないか。
「すごい世界だねえ…」
でもってこっちは最新のジャンプ漫画。
「なんでもありだねえ…」
それどころかアメリカのニンジャカメまで居たんだよ。
「なんかもう、タイの皆さんがうらやましくなって来ました」
だよねえ。
ちなみに私は見てないが、ヴォーカルソフトウェアの
初音ミクの電車もタイでは走ってるらしいので、
日本文化の南限がタイなのかもしれんなあ、と思った。
という感じで今回はここまでだ。
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