■廃墟の中で
周辺のパゴダにもいくつか種類がありまして、こっちは角型(仮称)。
プラン(Prang)というのが正式名称のようです。
上部には結構しっかり漆喰とその装飾が残ってたりします。
上部まで破壊するのは面倒で、ビルマ軍に放って置かれたんでしょうかね。
…ついでにあんな上のほうに草が生えてるのは
鳥のフンに種が残ってたパターン?
こちらは丸型で、いわゆるストゥーパですね。
タイのお寺というと、こっちの印象が強い気がします。
これも上のほうだけキレイに漆喰が残ってました。
その先の塀の上に居た野良犬たち。
完全に群を作っており、
ある程度接近すると落ち着かないそぶりを見せ始めたので、
これには近づかないでおきましょう。
犬は人間との関係を断って独自に集団を作ってしまうと、
意外に恐ろしい生き物になりがちです。
20年位前、まだ現役で山登りをしていたころ、
何度か野犬の群の恐ろしさを聞いた事がありました。
なので、君子危うきに近寄らず、ここは遠くから眺めるだけとします。
ついでに、何度か書いてますが、犬だけでなく猫もかかる狂犬病、
これは未だに不治の病ですから、感染したらほぼ確実に死にます。
海外で動物に手を出すときは、よだれを垂らしてるようなヤツには
絶対に近づかないようにする用心が必要です。
その側にあった倉庫のような建物。
これは屋根までレンガでした。
が、アーチ構造を知らないと、
中はこんな感じで極めて狭いものとなり、
実用性は低そうです。
もしかしたら、単なる倉庫などではなく、
何か宗教的な意味を持ったものかも知れません。
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