■2階からの眺め



その2階から見たバンコク駅のロビー。
こうして見ると巨大な半円筒形の屋根で全体を覆っただけ、
という結構簡素な構造なのもわかりますね(笑)。

蒸気機関車時代の煙対策である
高い屋根が残ってる駅は欧米にはいくらでもありますが、
アジアでは珍しいんじゃないでしょうか。
東京の上野駅がほんのわずかにその雰囲気を残してますが、
他では見た事がないですしね。

ちなみに2階にも待ち合わせ用のイスがあるので、
どうせ待つならこっちの方が楽しいかも。

ついでに、なんでこんなとこに国旗が…と思っちゃいますが、
そういやアメリカや韓国でも、街中で国旗を見かけました。

中国や香港ではあまり見た記憶がありませんが、
イギリスもロンドン市内ではやたらとイングランドの旗を飾ってましたから、
むしろ旗が少ない日本や中国の方が少数派なんでしょうかね。

あるいは日本の国旗屋さんは商売がヘタ?



が、2階のお店は全て準備中で特に見るものがない。
さて、どうしようか。

が、ここで背後に熱い視線を感じたぜ!と振り返ると黒猫が!
全ての可視光線を吸収してしまう黒猫が!
しかし速攻で逃げられた!

だが、昨日すでに悟りを開いている私はあせらない。
フフフ…、まあそういこともあるわな。



で、そこから階段で1階に下りてくると、
どこからニャーと声がする。

ニャー?



振り返ると、そこに子猫が。
ここで昨日の悟りの境地のまま手を伸ばすと、
逃げないどころか寄って来た。

おお、マジですか、やはり悟りの力ですか、
と思っていたら、ニャーニャー泣きながら、体をスリスリしてくる。

昨日午前中までの踏んだり蹴ったりの状態がウソのような
大逆転人生ではないですか!
イヤッホー!



しかもLX-7の接写でもピントが合わないくらいの熱烈歓迎ですぜ!
いや、人間真面目に生きいれば、報われるものだと涙する。


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