■さあ昼飯へ
というわけで、例のリゾート展望台の横にあったレストラン兼休息所へやって来ました。
平日、やや遅めの昼食の時間とはいえ、そこそこお客さんが居る。
ちなみにここの目玉展示、HTMSメークロンにそんなにお客さんはおらず、
砲台、兵器展示場、マングローブ遊歩道ではさらに人を見かけませんでしたから、
この人たちはいったい何しに来た人たちなんだろうと、ささやかな疑問が。
ひょっとして私が見つけられてない、さらなる何かがあったのかなあ、この要塞…。
中に入るとこんな感じ。
タイのこの手の建物、タイル張りの床が多いのは、
なんとなくヒンヤリした感じが好まれるんでしょうか。
ここで魚のフライ盛り合わせが50バーツ(約165円)で売られてましたが、
さすがにこれが昼食というのもなあ、とここはパス。
ついでに、帰国後に気が付いたのですが、ここのテーブルカバー、
よく見るとドラえもん絵柄ですね。
しまった、ちゃんと写真に撮ってくるんだった…。
タイでは30年くらい前に爆発的なドラえもんブームがあったらしいのですが、
当然、版権無視の海賊版でした。
が、これによってドラえもんは完全にこの国に定着したようで、
今でもそこそこ見かけますし、人気はあるようです。
とりあえず、香港や中国周辺よりも人気は高いんじゃないでしょうか。
ちなみに、その約30年前、南部アジアにおけるドラえもんの海賊版の横行を、
朝日新聞では(天声人語のコーナーだったと思う)、
無償でアジアの子供たちに夢を与える美談として
紹介していたのを読んだ記憶があります。
子供心に無知って怖いなあ、と思ったのを
今でも覚えており、同時に新聞記者の知識ってのはこんなものなんだ、
という大変重要な社会勉強になりました(笑)。
中はこんな感じ。
リゾート満喫、完全開放型の建物ですからクーラーなんざないんですが、
水辺だからか、それほど暑さは感じませんでした。
その横に会った写真展示。
これも王族関係?と思ったんですが、
どうも芸能人関係の当店訪問写真で、
TVで取材されたよ、といった内容みたい。
日本のラーメン屋みたいだなと思いましたが、
そういやラスベガスのイタリア料理屋でも似たような展示があったので
(来店したイーストウッドらの写真が飾ってあった)
こういった文化は世界共通なんでしょうかね。
そこで黒服の人がうろついてる。
てっきりレストランの支配人か何かで、そこまで格式ばった店なの?
と思っていたんですが、どうもこの日、
どっかのお偉いさんが見学に来てたようで、
その警護関係者だったようです。
しかし、30度を軽く超える晴れの日に、そのカッコウ、暑くないんですか?
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