■それはよくわかない施設で

さて、今回のオマケコーナーは
本来なら本編でやるべき施設紹介なんだが、
あまりによくわからんので、オマケコーナーで扱う事にした謎のオミヤゲ屋さんだ。

「さいですか」

実は、施設紹介に利用させてもらってる現地模型があったのもここで、
その模型で位置を再度確認すると、
画面右側、レストラン&休息所の上、サルの右下にあるものだね。



「で、それが?」

よくわからないんだよ、とにかく(笑)。



実際の建物はこんな感じでややオシャレ。
ちなみに後ろ側にはトイレもあったんだが、現在は使用不可で、
使おうとすると、外で仕事サボってる(笑)海軍関係者の皆さんに怒られるぞ。
トイレはレストランの建物にあるので、そっちを利用しよう。

「さいですか。しかしお土産物屋には見えない気もするけど」

実際、私はタイ語を読めないのでこれがオミヤゲ屋かは断言できないよ。

「なんだそれ」

いや、その雰囲気と内容と存在意義からオミヤゲ屋さんだろう、
ただし謎の部分が大きいだけだ、と判断したわけさ。

「なんだそれ」



入口から見るとこんな感じ。
奥に飲み物が入ってる冷蔵ケースがあり、
その右にオミヤゲコーナーのような
多分そうなんじゃないかな、そう言っても間違いではないよな、
といった感じの売り場がある。

「手前に骨格標本が見えてるんですけど…」

ああ、これだね。



これは東南アジアで河口と海の交わるエリア(一般には海水域側)
に生息するイルカの一種であるカワゴンドウ、
いわゆるイラワジ イルカ(Irrawaddy Dolphin)の骨格標本だよ。

「売ってるの、これ?」

いや、下のパネルはその生態を説明してるだけで、
特に売り物ではないらしい。
純粋な学術的な展示だろう。

「学術的って、ここ海軍の要塞でしょ?」

…だよねえ。
でもそんな事言ったら、上の写真でチラリと見えてる
右の壁の影にあるものなんてこうだぜ。



「何だコレ?」

頭部が失われたマネキン。
しかも女性で、スレンダーで胸は小さ目と妙にマニアックなものだ。

「後半の情報は要らないけど、なんでこんなものが?」

その点は私が聞きたいくらいなのじゃよ。



ちなみに店内はこんな感じ。
右側のケースに入ってるのが今回の旅行記で何度か利用させてもらってる
この施設全体の模型で、その奥には二体の銅像がお供え付きで立ってるんだ。

「銅像は誰?」

さっぱりわからん。
恐らく王家の人だとは思うけどね。
手前には祈祷用の座敷スペースみたいのもアリ、
オミヤゲ屋さんで礼拝施設があるのは初めて見たよ。

「だろうねえ…」


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