■そこはお祈りの場で



というわけで、再び開かずの展示室へ。
もしかしたら砲台を見学中に開いてたりしないかしらむ、
と期待してたんですが、タイはそんな甘い国ではありませんでした…。



で、再び彫像前に戻ると正面のテントで楽団の皆さんによる演奏が始まってました。

タイの伝統音楽というのはなんというか、日本の雅楽のような、
メロディーらしいメロディーが無い、といった感じのもので、
例のアメリカ外交官ハリスなどは極めて湾曲な表現ながら、
これを嫌ってるのが感じられる日記を書いてます。

しかし、この演奏、やけに豪華な楽器構成になっており、
一体全体こりゃなんだと思う。



来た時に見たお供えも置かれたままで、なんらかの祈祷でしょうか。

ただし楽団の皆さんも正装のような、普段着なような、微妙な感じで、
なんら特殊な行事、という感じではないので、
ひょっとして、日常的に、こういった儀式を行なってるのかしらむ。
あるいは、タイにおける何かの記念日だったのか…。



ちなみに楽器はこんな感じで、打楽器がメイン、
そこに笛が少し加わってるようでした。

…手前のおじさん、完全に寝てまして、この音の中でスゴイな、と思ったり、



が、そこの奥では、わざわざバイクでやって来たらしい女性が、
靴を脱いて、楽団の演奏にあわせ、ラーマ5世像にお祈りしてましたから、
あんまり外人がウロウロしていいものではないのかも。

とりあえず、次は海と反対側のマングローブ林の保護林の方に向って見ましょうか。



ここで、またも飼い犬らしき子を見かけたので、
ちょっと呼んでみるも、あっさり無視される…

…フフフ、もうなれたぜ、この扱い…。

という感じで、今回はここまで。
オマケコーナーも一回お休みです。


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