■窓のある軍艦
艦内の窓。
昨年のUSSオリンピアでも見た、世界標準の軍艦の窓ですね。
通常はガラス窓ですが、戦闘時には上の鉄製のフタで閉じます。
厳重に閉じれるよう、三つのネジ止めもあります。
艦内はこんな感じ。
日本製の軍艦は、狭くて暗くて貧乏臭いのだろうな、
と勝手に想像してたんですが、
意外に通路とかは広くて、ちょっとビックリ。
昨年、アメリカ製の駆逐艦の見学に失敗してるので比較できませんが、
少なくともロンドンで見た、より新しい世代の巡洋艦HMSベルファストと比べても、
それほど狭いと言う印象はありませんでした。
ここは廊下がちょっとした広場みたいになってる空間で、
英米の軍艦ではあまり見ない構造です。
ちなみに、この一角と、最後に見るこの真下の部屋だけ、
艦内で蛍光灯が点いてました。
艦首部だけは、一部に電気が入ってるようです。
ただし、当然のようにクーラーは無し。
9月末でも軽く30度を超えるタイでは正直言ってキツかったです…。
そこに飾られていたHTMS メークロン大活躍の絵。
先に書いたように実戦経験がありませんので、こんな絵になるんでしょうね。
ちなみに発進時も着水後もクレーンで積み下ろしされるので、
水上機が海上にある場合、母艦は本来、停船してるはずですが…
ついでに、この艦に搭載されていた水上機の機種がよくわからないのですが、
この絵だけではやはりよくわかりませぬ…
さらに奥へと進むと、廊下の左右にはドアが並びます。
こういった構造は大抵、士官用の部屋なので、
タイの軍艦、あるいは日本製の軍艦では
艦首側が士官用の空間だったみたい。
ほとんどの部屋のドアが開いており、中を見学可能です。
とりあえず、中に入ってみましょうか。
NEXT