■タイ式のキャンギャル……か?


さて、今回はバンコクにおける
キャンギャルというかコンパニオンというか会場の花のお話だ。

「はあ、さいで」



要するにこの人。

「横の看板のTAV SHOW って何?」

…そっちに食いつくか。
タイ オーディオ ビジュアル ショーだろう、多分。
で、話を戻すと、この人、何者だと思う?

「知らんよ、そんなの」

うん、実は私もだ。

「なんだ、そりゃ」

最初はここが受付かな、と思ったんだが、
よくよく考えたら受付は最初に既に見てる。
そもそもこれ、入り口に背中向けてるし。

「じゃあ、ここで何かイベントでもやるんでしょ?」

と思ったが、何度ここを通りかかっても、常にこの状態だ。



さらに途中で人数が増えたんだが、両者とも全く何もしないんだよ。

「…なにそれ」

その代わり、周囲に大型カメラを持ったオッチャン連中が集まってきて、
うれしそうにバチバチ写真を撮ってるんだ。
ああ、タイでもアマチュアカメラマンのセンスの悪さと
持ってるカメラの大きさは正比例するんだ、と思いながら見てたよ。
ただし、私の経験上、野鳥の撮影をする人だけは例外。

「そんな話はどうでもいいよ。結局なんなの?」

いや、ホントによくわからなかった。
マイクがあるので、場内放送でもするのかと思ったが、それもなし。
1時間近く会場に居たのだけど、最初から最後までこうだったんだよ。
完全に会場の華で、殺風景なオーディオショーに一服の清涼剤として投入しておくか、
という主催者側の配慮なのかもしれん。

「なんだそりゃ」

まあ、ちょっと中途半端画だが、今回はここまで。
そしていよいよ次回、このバンコク周辺旅行記も最終回だぜ。

「さいですか」



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