■それは日本語の嵐で



意味がわかって使ってるような、やはり適当なような、
そんな微妙な日本語の羅列が、
ここまでインパクトがあるとは、意外な発見ではありました。



違うやろー、なんか違うやろー、つーかそれ鈴じゃなくて金メダル。
そもそもパッチリ黒目に眉毛までついてるとなると、
もはやこれは猫なのか、という疑問もありにけり。

下の小判も笑う門には福来ると言いたかったのか、
それとも日本人の皆さん、ここの日本語を笑ってちょうだい、ということなのか。



まあ、正しいような、やはりなんかちょっと違うような提灯たち。
真ん中下の刺身が一つだけ逆さまなのはなぜだ…。



東京は日本ですから、鳥居だってありますよ、ええ。
それなりによくはできてますが、商業施設の通路のど真ん中に建ってるこの違和感…。



奇想天外、完全無欠、共存共栄と描かれた提灯たち。

…ある日の夜、車で知らない村に迷い込んでしまったら、
近くの広場でお祭りをやっているらしいのが見えた。
せっかくだし寄って行くか、と思って車を降りて広場に向かうと、
その場にいる誰もが黙って立ち尽くしていて、静まり返っている。
妙な違和感を感じてふと見上げると、こんな文字が書かれた提灯が一面にズラリと並ぶ…

私なら泣きながら走って逃げますね。


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