■6年ぶりの京都はまたも秋だった
両親が京都に行きたい、というので、各種手配、荷物持ち、
現地道案内係として6年ぶりに出かけてきました。
本当は、3.11震災の春に桜を見に行こう、と計画してたらしいのですが、
さすがに、これを延期、以後、伸び伸びとなって、
今年の紅葉シーズンを狙うことにしたのだそうな。
一種のツアーガイドみたいなものですから、
いつものような暴走はなし、ごく普通に観光をして来ました。
せっかくなので、簡単に報告をまとめておきます。
新幹線から見た富士山。
そういや、関東平野以外から富士山を見るのも久しぶり。
冠雪部に横筋が入っているのは、気流で積雪が吹き飛ばされるからですかね。
当家の父は、なぜか嵐山、嵯峨野に強い執着を持っており、
ほぼ毎回、この地域を訪問します。
個人的には、あれは京都というより西のハズレの京都郊外ではないのか、
と思ってたりするのですが、とりあえず今回はその北側周辺を歩く。
まずは平家物語にも登場するという祗王寺(ぎおうじ)。
嵯峨野のやや北に位置する尼寺です。
私は初訪問だったのですが、紅葉と苔の緑が美しい場所でした。
個人的に、京都と言えば庭園、そして苔、というイメージがあり、
私の脳内京都はこんな感じです。
そこからさらに北上して、有名な嵯峨野の念仏寺。
ここは以前、来たことがあるのですが
なんだかもっと広かったような記憶があり、
意外に狭くて小さいのに驚きました。
前回は夕暮れ時で、小心者の私は逃げるように帰っちゃったから、
あまり記憶が定かではなかったのかもしれませぬ。
ここも紅葉がキレイでした。
そのちょっと南にあるのが二尊院。
ここは和歌でおなじみ、小倉山の麓に位置するんだそうな。
となると、背景のあれが小倉山でしょうか。
入り口には西行さんの家の跡、みたいな石碑もありましたが、
あんまり好きな人ではないので、それ以上は調べず。
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