■さらなる冒険へ
それは、とても美しい博物館で。
西側の回廊がサルメインだったのに対し、こっちは原始人が中心の展示になってました。
左側の頭蓋骨は、アタマの上にヒレの骨格があるパラントロプス
(Paranthropus)
で、
個人的にはウルトラマン類人猿として私に有名ですね。
復元化石ですが(さらにこれはレプリカ)、アタマ上に背びれのようなフィンがあるのです。
初期の化石人類で、現在のホモ・サピエンス、私やあなたに繋がる種ではなく、
ネコとライオンのように、近いけど全く別の人類です。
数万年前までは、ネアンデルタール人とかがいて、
人類もいろいろだったのですが、今ではホモ・サピエンスだけになってしまいました。
が、どうも最近、ネアンデルタール人と現生人類は混血が可能だった、
という説が出てきて、そうなるといろいろと話は変わってくるでしょう。
ちなみに、この左の化石のオリジナルはケニアにあるんですが、
なんとケニア国立博物館のコピーライトマーク、マルCマークが付いてました。
化石に著作権が発生するとは考え難いんですが…。
本人の死後120万年くらい経ってますから、肖像権だって消えてるでしょうし。
ひょっとしてパラントロプス
(Paranthropus) という名前に対してですかね。
さて、中央ホール、ダーウィン階段前に再び戻って参りました。
3月上旬の日は早くも暮れつつあるようで、窓際などは、夕焼けに色に染まってます。
さて、ここから昨日見てない本館西側に回りこむのですが、
最短ルートには、さっき見た食堂を突っ切る必要があり、再度ここへ。
しかし、いい雰囲気ですね。
時間があれば、ここで食事をしたかった…。
ちなみに、かなり広い面積があるんですが、床は一面のモザイク。
ほんとにこの建物は…
で、あれ、なんか奥のほうに見たこと無いような骨格標本が見えますね。
クマのようにも見えますが、なんでしょか。
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