そんな川岸の道にもバッチリあった案内板。
ロンドン、見事なり、という感じです。
テームズ川沿い、ロンドン橋のちょっと上の赤い丸が現在地、
上の方に見えてる緑地がロンドン塔です。
でもって対岸の川の中にいるでっかいカタマリが巡洋艦ベルファスト。
その横を観光用らしき船が通りすぎて行きます。
さすがにこの時間だと、運行開始前のようで、まだ誰も乗ってませんね。
対岸に見えた巡洋艦ベルファスト。
一応、排水量11000トンあるんですけども、こうして見ると結構小さいですね。
ドラえもんが居れば、簡単に一人で完全制圧できちゃいそうな感じ。
その先にて。
引き潮だったようで、川の底が一部見えてました。
どうも微妙に人工物が入ってるので、これ、もしかしたら、
20世紀に入ってから作られたビーチ、人口砂浜の跡かもしれません。
1934年、主に子供用の水遊びの場として造られたものなんですが、
そこから1939年、第二次世界大戦が始まるまで現役だったとか。
ちなみに、世界の工場時代のイギリスですから、テームズ、
汚れてるなんてもんじゃなかったはずだと思われるんですが、
意外や毎年、相当な人出でにぎわったとの事。
余談ながら映画 空軍大戦略（Battle of Britain）の中で、
ドイツによるロンドン爆撃のシーンで、フルチンの坊やたちがテームズ川の浜辺で、
あれがメッサーだぜ、いやハインケルだよ、と会話をするシーンがありますが、
あれは、このテームズ川の子供用ビーチから見てる、という設定かもしれません。
が、実際は1939年に閉鎖されてますから、40年のバトル オブ ブリテンで
果たして子供達がここに居たのか、微妙ではありますが…。
さて、ではもう少し先まで行ってみましょうかね。
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