■自然史博物館を予習せよ!
さて、今回のオマケ編はちょっと趣向を変えて、自然史博物館の予習編だ!
「さいですか」
次回から始まる自然博物館編、おそらくスミソニアンの自然史博物館に
匹敵すると言っていい恐るべき施設だけに、
その破壊力のすごさを、予め知っておいた方がいいだろう、という親切心によるものだよ。
「さいですか」
とりあえず、ここの最大の売りは、人類最強クラスの恐竜化石のコレクション。
そして、化石以外でも、さまざまな恐竜に関する展示があるわけなのさ。
まずはこれ。
「…オモチャに見えますが」
見えるねえ。
多分、日本のオモチャ、ゾイドシリーズだろう、これ。
「これが展示物?」
展示物なのさ。
まあ、神様が創った恐竜と、人間が造った恐竜、
といった深遠なテーマがあるんじゃないか、多分。
「そうは見えないけどな…」
もちろん、それだけではないぞ。
さらに恐竜絶滅の謎に迫る展示もある。
「…これが?」
うん、これが。
「なんて書いてあるの?」
宇宙人の食料として狩られたのか…、だって。
「……」
……
「…つーか、狩りじゃなくて、釣りじゃん」
まあ、ね。
「宇宙船の中にも何か書いてあるぞ」
あれは、よくわからん。
直訳すると まだだ…だが、いつかやるぞ、といった感じかなあ。
なんかシェークスピアあたりのセリフにも思えるが、
最後のWhenは普通Whatで、よし、じゃあこうしようぜ、といった意味になるので、
なんらかのダジャレかもしれない。
「…これが恐竜絶滅の原因て…」
いや、もちろん、仮説の一つに過ぎないさ。
それ以外の仮説もちゃんとある。
「…それが、これ?」
それがこれ。
「…何やってんの、この恐竜?」
集団自殺…だって。
「恐竜が…」
うん、石と棒を使って、集団自殺。
「………」
……………
「……ほんとにこれが世界を代表する博物館なの?」
もちろんだ、火星を代表する博物館が地球にあるわけないだろう。
「……」
で、最後は、これで〆としよう。
「うわー」
なんで、彼は電球くわえてるんだ?
「知るかよ、こっちが聞きたいくらいだ」
という感じで、次回から始まる自然史博物館編にご期待アレ。
「…マジで、こうなの?」
それは見てのお楽しみ。
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