■六本の脚で探検するのだ


さあ、ペロ君、今回から始まった地獄の科学博物館編どうだった?

「いや、別に。地獄ったって、あんたが苦労するだけだし」

ハハハ、そんなにホメられると照れるぜ。

「さいですか」

でもって、今回のオマケはこれ。
この博物館のスペシャルな館内ツアー用のスペシャルなスーツだ。



「なんだこりゃ。ダースベーダー?」

ダースベーダのアタマにヒゲなんて付いてたかい?

「…日本の侍か忍者?」

ああ、残念。
そもそもこれは人間ではないのさ。
正解はこれ。



「あの、まさか…」

そのまさかだ。
ダメな人はたまったもんじゃないと思うがゴキブリさんだよ。
これのコスプレをして館内を回ろう、というスペシャルなツアー用だ。

「スペシャルすぎませんか、それ」

まあね。
でも人類に我々を流行らせるのだ、
とかいったメッセージが書いてあったから、
もしかしたら、すでにロンドンの一部は彼らの支配下にあるのかもしれないぜ。

「スペシャルすぎるでしょ、それ」

まあね。
ちなみにこれ、学術的なものってわけではなく、
芸術家のグループが主催して行ってるものらしい。
一種のパフォーマンスかね。

「スペシャルな芸術すぎるでしょ、それ」

まあね。
はい、とりあえず、今回はここまでだ。


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