■アドヴァタイジング フロム ロンドン
さあ、今回はロンドンで見かけた商業的メッセージについてだ。
「さいですか」
人類最古の産業革命商業都市ロンドンだけに、その広告展開には
いろいろ斬新なものがあったわけさ。
「さいですか」
まずはこれ。
「不気味だな…。なんかのホラー映画かゲームの宣伝カー?」
いや、ドアの下に書いてある説明によれば、整骨院の営業用車だ。
「これが?」
これが。
「お客さん、逃げないか、これ」
まあ、ロンドンの人のセンスは我々とはちょっと違うのかもしれないし。
「そういうもんかねえ…」
「……」
…なんだと思う?
「わかると思う?」
まあ、無理だろうね。これは自動車保険の自動見積もりサイトの広告。
60秒で見積もります、との事だ。
「で、この怪しいオッサンと怪しい生物はなに?」
さっぱりわかりません。
が、どうもこのオッサン、イギー・ポップのように見える。
後ろの怪しい生物は彼に似せた人形、パペットじゃないかなあ。
「誰?」
過激なパフォーマンスで有名なパンク・ロック歌手だよ。
「それが?」
自動車保険の見積もり広告をやってます。
「……」
まあ、ロンドンの人のセンスは我々とは異なるのだろう。
最後にちょっとオマケ。
パディントン駅で見かけた、微妙に投げやり感ただようDVDの自販機。
「2ポンドって、約260円だろ。えらく安いな」
いや、良く見ると2ポンドから(from)となってるのさ。
値段的には10ポンド(約1300円)前後がメインだった。
「あれま」
はい、というわけで今回はここまで。
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