■飛行機だけが冷戦じゃないよ



その向こうに見えてたアブロ ヨークのC-1。
軍で輸送機として使われたほか、空軍でも輸送機として使われた機体だとか。
これもよう知らんのですが、これ、実は胴体意外は全部、
あのランカスター爆撃機から流用してるとの事。
あれま。

1942年7月には初飛行、1943年には製造開始となってますが、
当時としてはかなり少ない約250機の生産だけで終わったようです。

つーか、輸送機にマーリンエンジンを4発使っちゃうって、
どれだけ贅沢な戦争してるんだ、連合軍…。




これはベルリン封鎖に関する展示。
うーん、これってスミソニアン風だよなあ。

アメリカ空軍博物館でもそれなりの展示がありましたから、
連合国側にとっては名誉ある作戦だった、という事でしょう。

ちなみにこの時の輸送作戦の司令官は、
日本を無差別爆撃しちゃった彼ことカーチス・ルメイ。
この作戦終了後、アメリカに帰ってSACの責任者となり、
以後は出世街道まっしぐら、となるわけで。




イギリスのリモコン式爆弾処理車、ウィールバロウ(wheelbarrow/荷運び一輪車)Mk.7。
まあ、よく映画などで出てくる装置ですね。
これが空軍の装備なのかはよくわからず。



ここからは、走行車両を連発で。

ソ連の装甲車、BMP1。
実験機の館で、レーダー波確認用の模型になってた車両で、
なるほど、現物があるなら、模型を造るのも簡単なわけだ…。




こちらはイギリスの装甲偵察車、スコーピオ。
これは泥除けのとこに書いてあるように、例のイギリス空軍の地上戦力、
RAF連隊が運用していたものだとか。

結構重装備持ってるようですね、空軍の陸戦隊も。


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