■イギリス式、とにかく建物がある博物館

さて、ではまた現地で撮影してきたマップを使って、
博物館そのものを少し見ておきましょう。

地図の一番下辺りが基地の入り口で、その横にあるハンター戦闘機を見ながら、
延々と歩いて、真の入り口ことヴィジターセンターに到着したわけです。

例によってここもイギリス式航空博物館で、複数の建物に分かれており、
その展示棟は大きく分けて3つあります。

最初は地図の上、一番右の赤と緑のハンガー。
これが実験機やら大戦機の展示棟で、ある意味、ここの主役ともいえる施設。

でもってその横、青いのが4年前の2007年に完成したばかりな冷戦期の機体展示棟。
お土産物屋とかもここにあります。

最後が左端の黄色い建物で、ここが影の主役(笑)、わかる人だけわかりゃいいや、
という感じに、えらい数の航空機エンジン、そして各種ミサイルが転がされています(笑)。
今回、可能な限りフォローしようと思ってますが、
エンジンだけでえらい数になってしまうので、あくまで、可能な範囲で…。
私もよう知らんエンジンがごろごろありましたし…。

ちなみにここがハンガー1で、本来なら、メインの施設らしく、
いろんな機体がゴチャマゼになって展示されている棟でもありました。







最初に入る展示棟。
ガイドブックとかに興味がないなら、最初からこっちに来ちゃうことも可能。
右の2番ハンガーが実験機、左の3番ハンガーが戦争の航空機の展示棟。
中でつながってるので、同じ展示棟と考えて問題なし。
でもって3番ハンガーがスピットファイアお誕生会会場その1。
地味なイベントなんですけどね(笑)。



その次、これが冷戦期の展示棟。
これは横から見たトコで、入り口は右側にあります。
ダックスフォードにあったアメリカ館に似ていて、オシャレなんですが、
博物館としてはどうか、という建物のような気も…。

ちなみにこれの設立には鉄の女、元首相のマーガレット・サッチャーさん
が関わってるようで、ガイドブックやらに、やたらと写真が載ってました。



で、最後がこのハンガー1。
けっこう巨大で、中に旅客機のコメットが丸ごと入っていたりします。
(冷戦期の展示棟もとんでもない機体を中に入れてるんですが)

ここがこの博物館の誇る秘密施設でして(笑)、まあ実験機とはまた違った意味で
変わった機体があるわ、エンジンコレクションがあるわ、
誰がこんなの見るんだと言うミサイルコレクションがあるわ、
という展示内容となってます。



中は、こんな感じで、壁際に延々とエンジンが並んでます。
でもって、これは向こうの壁はおろか、反対側の壁にまで続いております。
ちなみに天井からしつこい位にハンガ-1という表示がぶら下げてあったんですが、
何かの呪術かなんかでしょうか。

その中に、あ、なんか見たことがある銃口付きカウリングが(笑)。
ついでに、画面一番奥のあたりがお誕生会会場その2。
まあ、こっちも地味でしたが。


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