■新大陸の自転車屋なんて興味ないザンス
ここら辺もビックリドッキリメカの一群かと。
このプロペラを見ても、ライト兄弟ってすごいね、と思います。
(人間的にはアレなんですけどね(笑))
最後に数あるフランスのビックリドッキリメカと同じレベルの扱いで、
新大陸の自転車屋ことライト兄弟の飛行に関する模型展示が。
いくらなんでも、そりゃないぜセニョールってな感じですが、
こういう展示を平気でやるのが、フランス人なんでしょうね。
で、その先でなぜか気球関係の展示に戻ってしまいます。
これは左側にある模型気球のゴンドラみたい。
ガス気球のゴンドラとしてはかなり大型のもので、
模型を見ても、ゴンドラに比べて気嚢がえらくデカイのが判るかと思います。
これも同じく。
右側に見える錨は、遠くまで飛んで行ってしまわないようにする繋留用。
当時は水素ガス気球ばかりなので、下降する時は水素を抜いて浮力を落しました。
が、後に軍用気球が運用されるようになると、
地上のウィンチでロープを巻き取る事で、強制的に引きずり降ろす、
用が済んだらすぐにまた空に上げる、というシステムも使われたようです。
その横にあったオシャレなトロフィー。
なんらかの気球による競技のためのものだと思いますが、
説明がフランス語のみで詳細不明。
この手の飛行コンテストは、後に航空機の時代になっても、
ヨーロッパでは盛んに行われました。
ついでながら、トロフィーと聞くと、
大相撲やサッカーのワールドカップなどで渡される
サイズのものを連想してしまいますが、
なぜかこの手の航空トロフィーは大型のものが多く、
後日登場するシュナイダーカップのトロフィーなどは、
高さが1m以上はあり、どうやってイギリスまで持って帰ったんだ、
てな感じのシロモノでした。
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