■さらば世界最強博物館
というわけで、世界最強、最大の博物館との戦いは終了。
全体の展示を100とした場合、おそらく70前後ぐらいしかキチンと見てませんし、
ましてや今回の記事で紹介できたのに至っては全体の1/10以下、という世界でしかありません。
それでも、とりあえず、大体の内容はざっと見れたと思いますし、
この博物館の特徴は理解できました。
まあ、とにかく物量で来る博物館だ(笑)、というのが正直なところ。
同じ博物館でも、展示物の内容を理解するのに時間がかかる科学&自然史博物館に対し、
純粋に展示品の数で対抗してるのが、この博物館、という感じでした。
まあ、とりあえず機会があるなら、一度は訪れてみる価値があると思います。
ただし、見るほうの知識がかなり問われる博物館でもあり、
なんだか面白そうなんだけど、解説を読んでも聞いたことも無い地名がポンポン出てきて、
何がなんだかよくわからん、という展示が結構ありました。
いつか、もう少し歳を重ねて、もう少し知恵が付いたなら、再度訪問してみたいと思います。
ちなみに私は買いませんでしたが、日本語の有料ガイドブック(結構いい値段だった)が
ありますので、英語が苦手な人は、それを買って、ざっと目を通してから
見学をスタートした方がいいかも知れません。
さて、現在午後4時。
まだまだ時間はある、と言っていいでしょう。
ならば、今回はまだ一度も訪れてないロンドンのヘソ、トラファルガー広場を目指してみますか。
ここからなら歩ける(30分近くかかるが)距離ですし。
地味ですが、これが博物館周辺のオミヤゲ屋さん。
良くみると古代ギリシャのコイン、ローマのアンティークと
ホンマにそんなもの売ってるのかいな、という表示があります。
うーん、中を覗いてくればよかったな…。
で、これが朝見かけた、例のコミックショップ。
オープンしてますね。
ちょっと入ってみましょうか。
基本的にはロスで見たアメコミショップと同じく、狭い店内に、新刊と古本が積んである、
という店だったのですが、奥の方には日本の漫画のコーナーも。
ロンドンで日本の漫画を見たのはこれが初めて。
右端、夕凪の街 桜の国ですね。
疑う余地無く、日本の漫画文化が産んだ最高傑作のひとつだと思いますが、
まさかこれが英訳されてるとは、思いませんでした。
結構、日本に関して多くの予備知識を要求する内容ですから
どの程度、理解してもらえるのやら…。
あとは、まあ、普通に少年ジャンプ系で、最近は英語のコミックもカバー付が増えましたね。
もはや世界標準という感じのドラゴンボールは愛憎版(右)と
通常の単行本(左)の二種類が揃ってました。
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