■迷いは迷いを呼ぶのだ
で、ウロウロしてる途中で、無印良品の店を見かける。
あれま、ロンドンにも出店してたんだ。一等地だぜ、ここ。
でもって、このちょっと先でようやく55番のナンバーが入ったバス停を発見。
見ればすでにバスは停車中で、あわてて飛び乗る。
で、実はこの時、運転手さんが、あれ、乗るの?という顔をしたので、
一瞬、変だな、と思ったんですが、それほど深くは考えなかった。
考えなかったのだ(笑)。
あ、今回は2階の先頭席が空いてるじゃん!
うーむ、いろいろあったが、最後はキレイに終わりとできそうだ。
静かに着席して、外を流れてゆく夜のロンドンの街を眺める。
フフフ、落ち着いて眺めれば、実に美しい夜の街ではないか。
ロンドン、褒めてつかわす。
とか、ノンキに考えてたら、次の停留所で、なんと乗客が全員、バスを降りてしまった。
え?と思うも、こういう場合は周りの動きに合わせた方がいい。
なので、よくわからないままバスを降りる。
周りを見ると、ちょっと裏通りで、他にも数台、バスが止まってる。
…ポクポク、チーン!
そうか、ここが終点だ!
オレは終点のひとつ前のバス停で、反対方向、
これから終点に向かうバスに乗ってしまったのね(涙)!
そういや線番だけ見て、行き先表示を確かめてなかったぜ!
ただでさえ疲れてるのに、この失敗。
我ながら、情けないの一言。
とはいえ、また料金払う事になるけど、同じバスに乗りなおせばいいだけだよね。
ところがドンスコイ、バスの入り口のドアがいつまでたっても開かない。
それどころか、良く見ればこれだけバスがいるのに、乗車を待ってる乗客がいない。
あ、つまり終点は降車専用で乗ることはできないのか、と思ったとたん、
バスが発車、どこかへと走ってゆく。
あ、ヤバイ、あれを見失うと、またバス停がわからなくなる、
とそのバスを必死で走って追いかける事に(涙)。
海外旅行でバスを走って追いかけた経験のある人はどのくらいいるのだろう、
とか考えながら、なんとか信号待ちのバスに追いつくと、目の前にバス停を発見。
肩で息をしながら、乗り込みました、はい。
始発だから余裕だぜ、と思ったんですが、あにはからんや、
この路線、かなりの人が乗ってしまい、またも先頭座席を確保できず(涙)。
写真は最初のバス停を出た直後で、この後さらにお客さんが増え、
2階まで立ってる人でいっぱいになってしまいます。
イーストエンド方面て、意外にベッドタウンなのかとこの時、気が付きました。
ちなみに、このオックスフォードサーカスから、我がホテルまでは30分以上かかります。
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