■KOREA IN UK

さて、今回は英国博物館の朝鮮半島コーナーにちなんで、
ロンドンにおける韓国文化を見ておこう。

「さいですか」



まずはこれ。
例のオシャレタウン、ソーホーエリアのお店。

「韓国の国旗が下がってるね」

で、注目はその名前。

「ビ ビム バップ ストア…ああ、ビビンバ ストアか」

正解。

「ビビンバってイギリスじゃオシャレなの?」

さあ、どうだかなあ。
とりあえず、隣は普通の食料品店だったので、
これも実は韓国系の食料品屋さんだったのかも。
なにせ開店前だったので詳細不明だ。

「中途半端だな」




さて、こっちは英国(大英)博物館の近所にて。
その名もビビンバ カフェだ。

「…カフェ?」

うん。日本で言ったら梅干喫茶みたいな感じ?

「どうかなあ、そのたとえ。…って、あれ、ビビンバの綴りが上の店と違うぞ」

これはどうも、上の店の最後がPなのが正しいようだ。
下のは店は字間もつめちゃってるし、意識的にビビンバブ、という名にしたんじゃないかな。

「あれ、カタカナもあるぜ」

あるんだよ。中国語もあるので、日本人観光客ねらいなのかな。
それよりもすごいのは、店頭のポスターだ。
白地に赤丸って、これ日の丸じゃないか。
上の店が韓国を強調してたのに、こっちはどうも日本系の店です、
という顔をしてるような感じだぞ。

「そんなのあるの?」

わからん。
が、アメリカあたりの寿司屋の多くは韓国系の人たちが経営してたりするので、
そこら辺は商売に都合がいい、となると気にしないのかも。

「そういうもんかね」

実際、日本のインド料理屋さんだって、多くは実はパキスタン系だ。
日本と韓国以上に仲が悪い両国だが、
海外で商売する時、パキスタン人はインド料理を名乗るのに抵抗がないらしい。
だから、韓国系の人たちも同じようなものかもしれん。

「ふーん」

まあ、とりあえず、今回はここまでとしよう。


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