■その他全部


さて、では今回は陸上兵器の残りと、数は少なかったものの、
結構重い展示となっていた水上ものを見て行きましょう。



まずは前回の取りこぼし。
アメリカが誇る90mm砲を使った高射砲、M1。

ドイツの88mmFlakは高射砲として開発された砲なのに、
その強力さを買われて戦車砲、対戦車砲にも転用されたのはよく知られています。

同じようにアメリカの90mm砲も、当初は高射砲用に開発されたものでした。
なので、前回みた戦車砲としての90mm砲のご先祖様がこれです。

M1は第二次大戦を通じて使われたほか、
朝鮮戦争にも持ち込まれているようですね。



あまり見かけないミサイルだな、と思ったら、短距離地対地ミサイル、
MGM-52のランスだとか。

基本的には戦術核弾頭を詰め込んで使う短距離弾道ミサイルで、
核装備を持たない韓国軍がなんのためにこれを導入したのかはイマイチわらず。
通常弾頭で、こんなの10発や20発撃ち込んでも、
あまり効果はないでしょうし。

化学兵器を打ち込むつもりだったのかなあ…



こちらは世界中でおなじみ、レーダ誘導のホーク地対空ミサイル。

一段ロケットですから、低空進入してきた敵向け、となります。
これは日本でも使われてましたね。



こちらはナイキ地対空ミサイル。

2段ロケットになってる事からわかるように、
高高度で進入してくる敵に対するものです。

このミサイルも自衛隊でも運用されてました。

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