■こんなものまでやって来た
これは第二次大戦でおなじみ、ソ連のカチューシャことロケット発射トラック。
正式名称はM-13 132mm
多装ロケットランチャーだそうな。
こんなものまで朝鮮戦争に来てたのか、と思ったら、
解説板によると北朝鮮では1957年から配備を開始、としてある。
…あれ、だとすると朝鮮戦争に間に合ってませんが…。
どこから持ってきたんだ、これ。
ひょっとして、ベトナム戦争でも使われてた?
さて、ここからは大砲のコーナーへ。
正直言ってよう知らん世界なので、解説はアッサリ目で行きますよ。
まずはアメリカが第二次大戦中に開発した曲射砲、M115。
その後、朝鮮戦争はもちろん、ベトナムでも使われました。
8インチ、203mmの大型砲弾を撃ちだし、約16kmの射程距離を持ちます。
ちなみに曲射砲(Howitzer)というのは、基本的に水平方向にではなく、
放物線状に砲弾を打ち上げて、遠くまで届かせるタイプの砲となります。
これも世界中で見かける兵器で、日本の自衛隊でも使ってますね。
M114A1 155mm曲射砲。
これも第二次大戦からべトナム戦まで使われていた砲です。
一部ではまだ現役だそうな。
形式不明の、アメリカ製90mm対戦車砲。
ただ、どうもホントに90mm対戦車砲だけで正式名称、という話もあり。
例のアメリカご自慢の戦車やらに積まれていた90mm砲シリーズを、
単体で対戦車砲として配備したものらしいです。
ここからはソ連の砲。
まずはD-1
M-1943 152mm曲射砲。
…と現地解説板には書いてあったのですが、どうもこれ、
あきらかにM-1943とは形状が異なるような。
よって詳細不明としておきます…。
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