■韓国国防の地



ここでした。

中に入ってゆくと、兵隊さんが熱い抱擁を交わしてる記念碑のようなものが。
韓国のそういった趣味の女性向けのものか、と思ったんですが、
朝鮮戦争時に韓国側の将校となっていた兄と、北朝鮮側の兵士になっていた弟が、
たまたま戦場で出会った実話に基づく銅像なのだとか。

ただ、それ以上の説明は無く、出会った後、どうなったのかはさっぱりわかりませんし、
そもそも、なんでその兄弟がここで銅像にされてるのかも説明がありませんでした…。



その先に見えてきたのが、戦争記念館の本館です。
えらくデカイ建物ですが、かなりの部分が空洞で(笑)、
展示面積そのものは、それほどでもありません。

じゃあ、見学はあっさり終わったのか、といえば全くそんなことはなく、
実はとんでもない伏兵がこの後に登場するのです。



その建物の手前には、こんな銅像が。
朝鮮戦争の記念碑らしいですが、いろんな人が好き勝手やっていて、
どうにもよくわかりません(笑)。

この手の施設としては、アメリカの首都、ワシントンDCのモール地区にある
第二次大戦からベトナム戦争に至るまでのメモリアル、記念碑があり、
おそらくあれを参考にしたのだろうなあ、と思うんですが…。



で、このまま建物に入ろうと思ったんですが、
ふと横を見ると、なんだか木立の向こうに巨大な機影が。
あ、そういやここB-52を持ってたな。

となると、あっちが屋外展示か。
先にそっちを見ちゃいますか。



で、そちらに近づいて行くと、えらい数の航空機と
陸上車両が無造作に並べられており、ちょっと驚く。
ウワサには聞いてたのですが、思った以上に数がありそうだ。

撮影までやるとなると、ちょっと時間がかかるかな、と思ったんですが、
かかるかなどころか、ここだけで3時間近くも時間を使うことになるのでした…。

ちなみに現在、暑い真っ盛りの午前11時。
さあ、地獄のショーの幕開けだ(笑)。


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