■明洞の店名についての考察 後編



さて、ペロ君、そんなわけで前回の続きだよ。

「いや、どんなわけだか、さっぱりわかりませんが」

例の明洞地下街の、もう一つの特徴として、とにかくメガネ屋さんが多かったのさ。
で、今回はメガネ屋さん世界の旅編と行こうか。

「…はい?」



「…なぜ、イタリア?」

わからん。
左側の人が店員さんだし、奥に居るもう一人も、どうみても韓国人だ。
…マカロニが好きなのか?

「せめてスパゲッティかピザがいいな」

まあ、とりあえず、これがスタート地点だ。

「スタート地点?」



お次はこれ。

「…店員さんは?」

どっからみても韓国系の人だった。

「元フランスで、今は韓国ってこと?」

いや、正直よくわからないのだが、看板の元の字にはカッコがついてるので、
なにかの法定表記じゃないかな、これ。

「…じゃあ、なんでフランス?」

エスカルゴが好きなんだよ、多分。



「いきなりローカルな地名になったな」

恐らくハーバード、ハーバード大学、頭がいい、
頭がいいからメガネ、というブレインズ理論が働いたんじゃないだろうか。

「なんだよ、その理論」

サンダーバードに登場する天才技術者、ブレインズが、
そのあらゆる外見からは頭が良さそうには見えないのに、
メガネをつけると、あら不思議、一気に天才に見えてしまう、という現象だよ。

「でも水木しげるさんの漫画だと、メガネかけてる方が頭が悪いケースがよくあるぜ」

…そういえば、そうだな。



で、これがオチ。
全てはここに帰ってくるわけで、キレイにまとめてみました。

「どうかなあ、まとまってるかなあ…」

はい、とりあえず今回はここまで。


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