■ソウルの基礎知識2

■ウォン

韓国の通貨、ウォンですが、これは非常に大きな単位で取引される通貨で、
2012年6月現在だとだいたい1円=0.075ウォン前後となります。
なので、1万円を両替すると13万7000ウォンとか
スゴイ数字になって戻ってくるのでちょっとあせります(笑)。

今回は、だいたい0.7〜0.8を掛けると日本円になる、と考えて行動してましたが、
それでも最後までこの巨大な金額に慣れませんでした…。
まさにケタが違う、という世界ですからね(笑)。



最初、飲食店の値段を見たときは心臓が止まるかと思いました(笑)。
レストランのメニューに8500だ10000だなんて値段がゴロゴロしてるんですぜ。
日本人でこれですから、ドルやユーロ圏の連中が韓国に来たら相当な衝撃があるんじゃないでしょうか。
ちなみに写真はかなり気取った店で、ソウルの平均的な食堂では
6000ウォン(約450円)も出せば、それなりの食事ができます。

余談ながら、こういったサンプルを使って値段表示をやる、というのも日本式の文化なんですが、
これもソウルではそれなりによく見かけました。
日本以外では珍しいものなので、ちょっと驚いた点の一つです。


■両替

ウォンは両替のレートが場所によってかなり違います。
普通の国だとクレジットカードで現地の機械からお金を借りる、
あるいはクレジットカードで支払いをする、がレートは最良で、
あとは似たり寄ったり、誤差の範疇、という事が多いのですが、
ソウルは明らかな差が付きます。

私が見た範囲では、クレジットカードがほぼ最良というのは同じですが、
ソウル街中の両替所でも、それとほぼ同レートで、かなりお得です。
次にレートがいいのがソウルの空港の両替所で、最悪が日本の成田でした。

特に成田は凶悪で、ソウルの空港の両替所より10%、
街中の両替所より12%は高い設定になってました。
とりあえず、ソウルに限っては現地に入ってから両替した方がいいです。
10%違うと、1万円でも食事1回分は軽く出ますから、大きいですよ。



ソウルの街中にはこういった個人の両替商の人がかなりいます。
今回、私は利用しなかったので、どこまで信用できるかはわかりませんが、
看板で見た最高のレートでは1万円で14万1000ウォンでした。
恐らく1万円札以外の両替はできないと思うので、その点は注意が要ります。

ちなみに私が両替したソウル空港だと13万7000ウォン、
成田空港だと12万6000ウォンといったところでした。


■物価

ソウルの物価は日本よりかなり安い、という感じです。
私が使う物価の指標、350mm缶のジュースの値段が1000ウォン、
約75円ですので、日本より4割安い、というところでしょうか。
全体的には香港あたりとほぼ同じ、上海よりは少し高い、という印象でした。

食事なども1万ウォン、約750円も出せばお大臣コース(私基準)でしたから、
かなりお得な感じではあります。
今回の5日間旅行で、ホテル代と飛行機代を別にすると、現地の交通費、食事代、お土産代は、
総額1万円しか使ってないですが、結構いい生活ができましたよ(笑)。



この缶ジュースが通常は1000ウォンです。
ちなみに、正確にはアメリカ規格で355ml缶となります。

で、世界中の人々が最も知りたいと思ってるソウルの情報、
すなわちソウルにはドクターペッパーが売ってるのか、
ですが、ご覧のように売ってました。

ただし、今回の旅行中では2箇所でしか手に入らず、
ソウル、もうひとがんばり、という感じですね。


はい、といった感じでソウルの基礎知識は終了です。
次回より本編がスタートとなりますので、乞ご期待。


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