■目指せ東大門
現地のガイドマップで東大門市場に近い、としてあった駅、
東大門歴史文化公園駅につきました。
ここで初めて本屋を発見。
この後、ソウルでかなりの数の本屋を見かけますが、
どうも小さいものばかりで、普通のビジネス書やベストセラー小説、
雑誌、といったあまり面白みのない世界でした。
ちなみに、日本の漫画関係の本は、子供向けのキャラクターものを別にすれば、
ほとんど見かけませんでした。
それほど人気がないのか、どこか別の場所で売っていたのか…。
駅を降りたらこんな景色。
じつはこの道路の向こう側が、東大門市場周辺の
メインとなる地区だったのですが、なぜか私は駅の背後にあった公園に
紛れ込んでしまうのでした…
これがその公園入り口。
文化公園とかデザインセンターとか書いてありますが、まだほとんどが工事中でした。
とりあえず、見学できたのがこの辺り。
李氏朝鮮時代の、なんかの屋敷跡らしいのですが、
解説板は、いかにこの遺跡が発見されて、俺たちがどれだけ
丁寧に保存したか、という話ばかりで要領を得ず…。
その公園内の歩道にあった狛犬。
狛(こま)犬は高麗犬であり、本来は朝鮮半島経由で日本に入ってきたものでした。
で、朝鮮のものは基本的には小型で、地面や屋敷内に置かれるタイプ。
現在、日本各地の神社で見られるような大型でメスとオスに分かれる
台座つき狛犬は、別途、中国南部から、
おそらくお茶やら禅宗などと一緒に渡って来たものだと思われます。
とりあえず、狛犬の元祖に、朝鮮半島でご対面、となったわけです。
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