■ロボット最大減速
さて、ペロ君、今回のオマケコーナーは韓国の電子技術についてだ。
現在の韓国はデジタル情報化による電子技術、
という点に国家レベルで多大なプライドを持っているし、
現実的に、その方面での躍進は著しいものがあるね。
そんな韓国の首都ソウルにおける電子技術を見てみよう。
「電子技術の最先端って、具体的には何さ?」
無論、ロボットだぜ。
具体的には、下の写真のもので、
ソウル市内の複数の商業施設で見かけたロボットだ。
「ああ、なんか典型的な今ある技術で無理なくまとめた感が…」
日本でも1990年代前半にゲームーメーカーのナムコが、
会社の受付を、こんなロボットにしていた事があったね。
「日本から20年遅れでここまで来ました、という話?」
いやいや、そこは21世紀、キチンと進化してたのさ。
そもそも、このロボットは表情が豊かなんだ。
「表情…って、あの箱型の頭で?」
あの箱型の頭でさ。
こんな感じに。
「………」
………。
「…ちょっと怖いんですけど」
うん、正直言って、私もそう思った。
クビから上の表示にしちゃったので、生首にしか見えないんだよなあ…。
こんなロボットが夜中にホテルの廊下の向こうから走ってきたら、
泣きながら土下座で謝罪してしまいそうだ。
「それは、基本的な人生にやましい事があるあんたの場合だろ。
でもまあ、せめて顔部分のアップにしとけばよかったのに」
そしたらガンダムのパイロットみたいになっちゃうんじゃないかなあ。
「そもそも、何か基本的な部分に無理があるわけか」
それでも、立派に彼女(?)は仕事をしてたんだぜ。
こんな感じに。
「完全に子供にナメられてるように見えますが…」
まあねえ…。
とりあえず、このCOEXモールのロボットは施設案内専用だった感じだが、
別のとこで見たものはクイズだかアンケートだかに応えると、
何かのチケットがプリントアウトされていたよ。
「何かって?」
いや、説明がハングルだけだったんで、詳しくはよくわからん。
とりあえずいろんな事ができるらしい、という話さ。
「まあ、それなりに有用だ、という話なわけね」
だと思うんだけど。
「妙に歯切れが悪いな」
いや、今回の旅で最後に訪れた商業施設ではこんな感じだったんだよ。
「…電源落とされてる?」
うん、ここは空き店舗を利用した物置だったんだけど、
そこに何台か置き去りにされてました。
ちなみに、青いロボットは起動状態のを見なかったが、
ひょっとするとこっちの画像は男性の首だったのかもしれないね。
「やっぱり怖かったのかなあ…」
夜中に警備員さんが、誰もいないビルの中、
一人で歩き回ってるこのロボットを目撃しちゃったとかかもしれんな。
「どうだかね」
まあ、とりあえず、現代韓国のロボットについてでした。
はい、今回はここまで。
BACK