■ソウルのアート

というわけで、ペロ君おまたせ、今回初のオマケコーナーだ。

「あ、あるんだ、また」

あるともさ、最近の旅行の目的の1/5くらいはこのコーナーのネタ探しともいえるからね。

「それもどうだかなあ…。で、どうだったのソウルは?」

ありがたいことにネタの宝庫だったよ。
方向性は大分違うが、昨年のロンドン並みの豊作だったと言えよう。

「まあ、始まっちゃったもんはしかたない、さっさと片付けようぜ」

うむ、今回はソウル市内で見かけた芸術に関してだ。
まずはこれ。



仁川空港の到着ロビーのとこに飾ってあったもので、
世界中の子供たちに世界地図を描いてもらおう、という企画らしい。

「地図ちゃうやん」

まあね。他の絵は地図だったのに、これだけちょっとわが道を行ってたのさ。

「つーか、子供が描いたの、これ?」

そうらしい。上手いよね。

「いや、上手い下手より題材が…子供の描いた絵にゲバラが居るか、普通?」

まあ正直、よくわからない人選ではあるな。
ジョン・レノンとか新旧両方が入ってるし。
ちなみに判る範囲で確認すると、左上のオッちゃんは誰だか不明、
左下はジョン・レノンとオノ・ヨーコ、その右上がガンジー、
その右下がエヴァンゲリオン初号機だ。

「…はい?」

エヴァンゲリオンの初号機。シンジくんの愛車だよ。
少し拡大してみると、ほらね。



「…巨大ガンジーと初号機が森の中で微笑んでらっしゃいますな…」

そこが子供の絵らしさ?

「いや、どうよ、それ…。日本の子供の絵?」

解説板だとニカラグア、アメリカ、カナダ、韓国の絵としてあったから、
おそらく韓国の子供じゃないかな。

「韓国ではエヴァンゲリオンて、森の中でガンジーと一緒にいるもんなんだ…」

らいしね。
という感じで、韓国じゃ国際線の到着ロビーではレノンとヨーコとガンジーと
エヴァンゲリオン初号機が見れるよ、という話。

「さいですか…」



ちなみに、ソウル全体でなんだか妙にアートというか、絵の展示が多かった。
写真は次回訪問するCOEXのショッピングモールのトイレ入り口だが、
トイレの中までこの人の絵がズラリと並んでいて、ある意味,壮観だったよ。

「さいですか」

という感じで、また次回。


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