■広くない海だってある



さて、出港だ。

で、とりあえずここから西に向かうので、
湾内をグルッと回って180度ターンします。
途中で、さきほど見かけたアメリカ海軍の潜水艦の横を通過。

でもって艦橋の左側に穴が開いてて、
向こうの青空が見えてるの、わかるでしょうか。

ガトー級以来の伝統、中にコアがあって、外壁はただのカバー、
という構造、少なくとも、艦橋周りでは未だ現役なんですかね。

***追記***
掲載後、これは海上自衛隊の潜水艦ではないか、との指摘がありました。
確認してみた限りでは、たしかに米海軍にこれに似た潜水艦はないようです。
ここはアメリカ基地側なんですが、どうも海上自衛隊の潜水艦らしいと訂正させていただきます。



後部船室から、運転席と前部船室を望む。



ひゅうがの横を通って西に向かいます。



右側に見えてるのが、例のアメリカの補給施設がある吾妻島。
本土からの橋などは一切ないので、船でしか近づけません。

個人的に、忍者に生まれたからには、一度は進入してみたい場所、
関東エリア第ニ位がこの島です。
ちなみに第一位は、半蔵門から桜田門にかけてのお堀と皇居。



吾妻島と本土とを隔てる狭い水路
(実は人工の掘割で、島は元は半島だったらしい)
を抜けると、海上自衛隊の田浦地区です。

不便な構造だなあ、と思いますが、
一等地は前部米軍が持って行ってしまったのでしかたがありません(笑)。
実際、戦力的にも10:1くらいの差がありますから、
米軍優先は公平な判断でもあります。

写真の艦は機雷掃海母艦のうらが。
いろんな船がいますね、ここ。


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