■いろんな装備が付いてます



艦橋の後ろにあった12.7mm機関銃。
恐らくM2だと思いますから、ほんとに息が長いですね、この機関銃。
第二次大戦のアメリカの主力機銃…どころか、正式採用は1933年なんですね、これ。
デビューから80年近く第一線で活躍中とは…。

最近はテロとか、海賊相手を想定する必要があるらしく、
これもそういった対策で積まれているものだとか。



かなり本格的な兵装用エレベータがありました。

武装を艦内で行うと、何か事故があった場合、致命的なダメージとなるため、
空母では通常、武器の搭載は甲板の上で行います。
そのため、艦内の弾薬庫から、甲板にいる機体へ搭載する兵装を運搬するのが、
このエレベータなわけです。
かなり大型で、戦後改造のエセックス級やソ連のキエフ級より、本格的なものです。

積まれてるのは、対潜水艦用魚雷の訓練弾みたいですね。



艦尾にある、垂直式ミサイル発射装置。
ここから対空ミサイルを撃ち上げるほか、対潜水艦用のミサイルも
ここから発射できるそうな。



横倒し式のアンテナ。
もっと長いのもありました。

昔の日本の空母だと、大きなアンテナマストがないため、
こうやって飛行甲板の上にアンテナを立ててたようですが、
ひゅうがにはデラックスなまでに巨大な艦橋とアンテナマストがあります。

となると、これは何でしょうね?
あれか、緊急時のマグロ釣り用とかか。



艦尾付近から艦橋方向を見る。

何も知らないと、こっちが前、と言われても信じちゃうような気が。


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