■ジャンガリアンと暮らす生活
といった所が、今回のご報告です。
なにせ突然拾ってそのまま飼い始めた生き物であり、
互いに望んで選んだ相手でも、関係でもないのですが、
まあ、拾って保護することにした最低限の義務は何とか果たせてるかと思います。
少なくとも死んでないしね。
拾った時はボロボロで、年寄だと思ったんですが、その後、毛並にはつやつやになってしまい、
(ハムスターは落ち着ける環境で毛づくろいをしないとすぐに毛並がボロボロになる)
さらに体重もちょっと増えてから安定した(30g から36gに)という状況から考えると、
意外に幼生だった可能性があり、後2年近くは生きるのかもしれません。
飼ってみると、ハムスターというのは、意外に賢い生き物で、
掛けた分の愛情はキチンと愛情で返って来るだけの知恵があります。
すなわちな慣れますし、懐きます。
が、当然、恐怖や不快感を、そのまま飼い主に送り返す知恵もあるので、
それなりに繊細な世話が必要なようです。
といっても犬猫はもちろん、インコほどの知恵も無いので、
懐いてもエサを頂戴、外に出してちょうだい、と手に飛びついて来る程度、
後は頭と首の下を撫でさせてくれるくらいで、
それ以上のコミュニケーションは成立しません。
さらに冗談抜きで1日20時間近く寝てるので(笑)、それほど飼っていて面白い生き物では無ないです。
特に巣箱の中でトイレや毛づくろいができてしまうと、ほとんど出て来なくなります。
丸一日、顔を見ない、という事も珍しくなく、生存確認のためエサを入れて置き、
それが無くなってる事から無事と判断する、なんて事もよくあります。
それでも本人がそれが快適なようなので、巣箱を取っちゃおう、とかは思いませんけども。
これだけの付き合いになると、愛着もあるし、カワイイと思いますが、
じゃあもう一匹飼う?と聞かれれば、いや要らない、という感じですし、
この子が寿命を迎えた後、別の個体を飼うか、といえば、それも無い、
といった辺りが私のジャンガリアンハムスターへの感想ですね。
ただしカワイらしいし、手間もコストも(笑)掛からないので、あまり時間はないものの
ペットを飼ってみたい、というような人には向いてるかもしれません。
では、今回はここまで。
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