■汝の名に幸いあれ



この四日目あたりから、子供たちも外に出て遊び始め
母ちゃんも、以前のようには強制回収しなくなりました。
(それでも生後1週間後くらいまでは時々咥えて運び込んでたが)



ただし飼い主がいつまでも撮影をしてると、法廷闘争もいとわない姿勢を見せます。
こうなったら、はいすみませんと素直に撤退するのが吉。



その翌日、誕生から五日目の赤ちゃんたち。
そろそろ名前が必要だなと思ったので命名を始める。

まずはこの子。
基本は灰色なんですが、シマ模様状態に白い毛が混じってるので
高貴な中にも親しみを感じる“シマ”と命名とする。

汝の名に幸いあれ。



お次は一番よく外に出て来る子。

こちらは頭とお尻以外はほぼ白いので、
風雅な中にも親しみを感じる“シロ”と命名とする。

汝の未来に幸いあれ。



この子も比較的よく出てる出て来るのですが、ちょっとボーっとしてる子。
ただし後に大の脱走魔として名を馳せる事になります。

こちらは全身が濃い灰色なので、
優雅な中にも親しみを感じる“クロ”と命名する。

汝の日々に幸いあれ。



最後まで巣箱に立てこもってなかなかでて来なかったビビリのこの子は
白地の体に灰色のブチが入ってるので、
高潔な中にも親しみを感じる“ブチ”と命名する。

汝の尻尾に幸いあれ。



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