■デグーの生きざま



「あらあら、そういったわけで今回もまたデグーのお話でしてよ。
…どういったわけなんだか、ワタクシにはよく判りませんけども。」



2018年6月、我が家に来て半年、それまで巣箱の外では緊張を解かなず寝姿なんて決して見せなかったグウ母ちゃんですが、
暑さにまけて、巣箱の外に出てごろ寝するようになりました。
ただそれだけの事に半年もかかるのがビビリ性のデグーのグウらしいところ。



カメラの気配に気づいて、姿勢を変えてこちらをチラ見。
以前なら速攻で飛び起きて巣箱の陰に逃げ込んでいたところですから、
よく慣れてくれたものです。

これは、常に声を掛け続け、オヤツは必ず手渡しでやり、相手が嫌がる事はしない、
そして散歩に出しても本人が自主的にカゴに戻るまで手を出さない、と忍耐強いお付き合いの結果です。
手を掛ければ手をかけた分だけ飼い主への対応が変って来る、という意味では
飼育のやりがいのあるペットですが、もう少し手っ取り早く慣れてくれないか、と思わなくなくもなく。



しばらくしたらブチが一緒に添い寝してました。
かわいいのう。

子供はよく寝てよく食べて育つので、人間の子供の寝顔や食事が可愛いと感じるのは
種として子孫を残すための根源的な本能ですが、
子供でなく、ペットでもそれを感じてしまう辺り、人間の生物としての本能はどこかオカシイのか、
それとも万物の長たる生き物として当然の事なのか。

…まあ、そんな事はどうでもよく、かわいいのう。


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