■食事の開始



出産10日目に早くも牧草に興味を示す子供たち。
しばらく見てるとシロがモグモグと口を動かし始めて、あ、食べてると確認。
これが飼い主が確認した最初の食事でした。



間もなく横に居たお母ちゃんにオッパイ頂戴、とその腹の下に潜り込んでしまう。
が、グウは授乳の時間、あるいは回数を決めてるようで、それ以外の時はこれを与えません。
母乳が貯まるのに時間がかかるのか、何か別の理由があったのか、そのあたりはよく判りませんが。

直後にブチがやって来て、これも牧草を食べ始める。



するとクロとシマもやって来て食事に参加。
初めて食事を確認した時に、全員が一斉に食べ始めたのでした。飼い主、感動です。
まあ、これ以前にも飼い主が見て無い所で少しずつ食べてたのかもしれませんが。

この後、普通に牧草を食べるようになりましたが、母乳もまだまだ飲み続け、
結局、食事を始めてからも1か月以上は飲んでました。
なのでデグーが独り立ちするには最低でも2カ月は必要なようです。



みんなで固まって食事中。
デグーは固まるのが好きな生き物だと知る。
実際、夏場でよほど暑くならない限り、すぐに固まってます。

ただし、これ、食べてるのが牧草だからで(笑)、大好物なのに個数制限がある
ヒマワリの種、ピーナッツ、ハムスターフードなどをもらうと、誰にも上げないんだからね、
とばかりにそれぞれ一定の距離を取って抱え込むようにして熱心に食べてます。
そこに他の個体が近づくと、警告音を出して、近づくな!と怒りますので、
デグーにとっても食い物の恨みは深いようです。



そこに母ちゃんが乱入、エサ箱を占拠してしまいました。
…なにやってるの、お母ちゃん。
それでもエサにこだわるのが食いしん坊のシロとクロで、この辺りでも個性が出ますね。
ちなみに食いしん坊のこの二匹が他の二匹より一回り体格が小さい、というのも興味深いところ。

ちなみに後にエサ箱をより広いものに変更しました。



デグーは食べ物に対して警戒心が強い子と、そうでもない子がはっきり分かれ、
初めての食べ物には決して手を出さないシロ、グー母ちゃん、対してなんでも手を出す先住のデイ、
そしてクロ、シマ、その中間のブチ、という感じになります。

エサ用のペレットも最初に与えた時はクロしか食べず、全員が食べるようになるのに数日かかりました。
ちなみにペレットの好き嫌いもあって、これが好きで好きでたまらず、
エサ箱に入れられたペレットの上に覆いかぶさって独占しようとするブチ(飼い主にどかされる)、
食べるけどそれほど興味を示さないシロ、といった感じに明確に対応が分かれます。



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