では、今回の動画編はデグー語初歩講座をやってみたいと思います。


■愛情キュルキュル



小さな声でささやくようにキュルキュルとデグー同士が会話をしてるもの。好きスキ、大好き、といった意味のようで、この声が聞こえてる限り連中は仲良く、そして幸せにやってます。

ちなみに人間に対しては決してこの鳴き声を聞かせてくれないので、多頭飼いの場合にのみ聞けるもの(ただし聞かせてもらってない飼い主は世界中で私だけ、の可能性も排除せず…)。

■ええ感じ会話



これは毛づくろいの時とかに聞ける声。
キュルキュルにい加えて、クゥクゥクゥクルッ、と静かに鳴いてるのもご機嫌な時で、毛づくろいしてたり、デグー団子を造ってる時にこの声でささやき合ってます。いい感じだね、楽しいね、的な会話のようです。
これも人間相手には聞かせてくれないので、多頭飼いの楽しみの一つです(ただし、以下略…)。


■まだ警戒中


最後は明らかに警戒中の声。

クゥキキキ、キキキキという声は見知らぬ他のデグーを見た時に出す警戒音で、相手に対する警告だと思われます。この声を出してるのは、母ちゃんの上に乗って毛づくろいをしてる日曜。めったに聞くことは無いですが、この声が聞こえてきたら、あまりロクなことが無いので要注意。

そしてマウントの毛づくろいを受け入れるのは、敵意は無いよ、という意思表示です。トクさんはデイがこれを行うのを素直に受け入れてましたが、グウ母ちゃんは最初拒んで、その後シブシブ受け入れてました。その結果、最終的に両者喧嘩別れに終わったのです。
今回はグウ母ちゃん、比較的素直に受け入れてたので、行けるのか、と思ったんですが、動画で見返して見ると両者、警戒を途切らせておらず、やはりちょっと難しかったな、という感じですね。

その匂いを嗅がれてるグウ母ちゃん、再生開始10秒後の辺りでクカカカカカカッと歯を高速で噛み合わせたような音を出してますが、これは相手に対する警告音です。それ以上近づくな、触るな、というような意味。よって母ちゃん、毛づくろいを受け入れてるものの、基本的には不本意だったわけです。ちなみにこの鳴き声は人間に対してもバンバン聞かせてくれます(涙)。
飼い始めたころに散々、聞かされる事になりますし、母ちゃんやブチ、月曜のようなビビり系の性格の子は、以後も定期的に聞かせてくれる事になります(笑)。



以上が判るだけでも、デグーとの意思疎通は大幅に進むでしょう。問題は人間側はこんな声出せないので聞くだけしかできぬ、という辺りですが。

という感じで、今回はここまで。


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