ほぼ最終形態のデイお嬢の巣。ゴチャゴチャしてるようですが、実はかなり丁寧に造られています。



底に牧草が引かれ、これを踏み固めてベッドにしており、その上にティッシュやタオル生地などを乗せています。寝る時はベッドの上に潜り込み、体の上にティッシュなどの掛布団が乗るようにしてるみたいです。
こういった巣箱の中に牧草などを利用したベッドを造る、というのはハムスターもやっていたので、げっ歯目の本能なんでしょうね。

でもって巣の中でオシッコはしないのですが、フンはけっこうしています。本来なら掃除で捨てちゃおうかと思うんですが、連中、これを下の方に埋めてる形跡があるのです。

通常、カゴのなかでフンをしてもそんな事はしませんから、巣の中だけの行動であり、実はこれもハムスターが同じような事をやってました。衛生概念があるとも思えないので、なんで下に埋めるんだろうと思ってたんですが、デグーはベッドを牧草で造りたがるのを見て、ひょっとして発酵熱を狙ってる?という気がちょっとしてます。

田舎の堆肥作りを知ってる人は見た事があると思いますが、草は発酵(腐敗)すると熱を出し、冬場の朝などは堆肥から湯気が出ている事があります。連中、自らのフンと牧草でこれを引き起こそうとしてないか、それで暖を取るんじゃないか、とふと思ったわけです。

まあ、果たしてそこまでの知恵があるのか、そもそも湿気が無い我が家の環境では発酵(腐敗)が起きないので、確認できないのですが…。



といった微妙な謎を残しながら、今回はここまで。

「あらあら、今回はもうおしまいですの。それにしても貧乏くさい手ですわね」
 


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